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NHK文化センター町田教室 2021年4月期一日講座 [NHK文化センター公開講座]

NHK文化センター町田教室 2021年4月期一日講座

美術史入門

―レオナルド・ダ・ヴィンチと「かくれキリシタン」の聖画―


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講師:玉川大学教授 小倉康之

■日程: 4/13(火)10:30-12:00  

■講義概要: 

本講座では、西洋美術を読み解くための方法論、「図像学」について、実際の作品に即してわかりやすく解説します。絵画の主題を読み取るためには、どのような手順で考察を進めればよいのでしょうか。聖ペテロを表す持物(アトリビュート)は「鍵」、聖アンデレの場合は「X型十字架」というように、西洋絵画では『ギリシア神話』や『聖書』を典拠とする絵画の中で、目で見る「言葉」が数多く用いられています。本講座ではレオナルド・ダ・ヴィンチの最晩年の作品《洗礼者聖ヨハネ》の図像を中心に、ルネサンス、バロックの巨匠たちによる同主題の作品、日本の潜伏キリシタンの聖画を例にとり、絵画の主題を理解するための実践的な方法についてお話しいたします。


■講師プロフィール:

小倉康之(おぐら・やすゆき) 美術史家・博士(美術)。1968年千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修士・博士後期課程修了。西洋美術史(建築図像学)専攻。著書・論文: 『ビジネスエリートのための!リベラルアーツ2 西洋美術』 (監修・著、すばる舎)、『イメージとテキスト』 『イメージとパトロン』(共著、ブリュッケ社)、『現代スペイン読本』(共著, 丸善)、「第二次シュパイヤー大聖堂のアプシスと霊廟建築」(単著論文、『美學』 第212号)など。現在、玉川大学芸術学部アート・デザイン学科教授、共立女子大学文芸学部・実践女子大学文学部非常勤講師。




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