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朝日カルチャーセンター新宿10月期教養講座 [朝日カルチャーセンター]

中世ヨーロッパの教会堂
アルザス地方の盛期ロマネスク建築

講師 玉川大学准教授 小倉康之

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フランスとドイツの間で揺れ動き、数奇な運命を辿ってきたアルザス地方の景観は、思いの外穏やかで、この地方をめぐる争いの歴史をしばし忘れさせてくれます。ライン河とヴォージュ山脈に挟まれた緑豊かな大地には、ロマネスク期に建てられた美しい教会堂の数々が、今もひっそりと佇んでいます。本講座では、マルムティエの旧サンテティエンヌ修道院聖堂、ミュルバックのサン・レジェ聖堂などを中心に、アルザスのロマネスク聖堂の特質について考察します。(講師記)

1   10月16日  アルザス地方の歴史と美術
2   11月20日  マルムティエ―アルザス北部の建築―
3   12月18日  ミュルバック―南アルザスの教会堂―

<講師紹介>小倉 康之(おぐら やすゆき) 
 1968年千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修士・博士後期課程修了。博士(美術)。西洋美術史(ロマネスク建築, 建築図像学)専攻。著書・論文: 『イメージとパトロン』(共著、ブリュッケ、2009)、『現代スペイン読本』(共著, 丸善, 2008)、 『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(共著、東京堂出版、2007)、『イメージとテキスト』(共著, ブリュッケ, 2007)、「第二次シュパイヤー大聖堂のアプシスと霊廟建築」(『美學』 第212号)など。現在、玉川大学芸術学部准教授、共立女子大学非常勤講師。


日時 2012年 10/16、 11/20、 12/18 3回
火曜日 10:00-12:00


朝日カルチャーセンター新宿朝日JTB交流塾新宿
03-3344-1945
http://www.asahiculture-shinjuku.com/


朝日カルチャーセンター新宿7月期教養講座 [朝日カルチャーセンター]

キリスト教絵画を「読む」
-キリスト教図像の「誕生」-

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ロヒール・ファン・デル・ウェイデン「キリスト降誕」《ブラデリン祭壇画》部分

本講義では、「誕生」をキーワードに図像に踏み込んでいきます。第一回ではキリスト自身の誕生がどう描かれたか、という降誕の絵画についてご紹介します。そして、第二回ではカタコンベを中心に古代ローマの異教世界から、どのようにキリスト教の図像が生まれたかを見ます。第三回は、キリストの生涯を巡る数々の説話がどのように一連のエピソードとして選択されていったのかを追います。                                   

第1回 7月28日 
キリストの降誕図-ルネサンス絵画を中心に  
清泉女子大准教授  木川弘美

第2回 8月25日 
キリスト教美術の誕生-カタコンベを巡って  
立教大講師  山田香里

第3回 9月22日 
キリスト伝の成立-挿絵から壁画へ
共立女子大講師  毛塚実江子


日時  2012年 7/28、8/25、9/22 土曜日 10:00-12:00  3回
受講料  会員  8,820円(入会金は5,250円。70歳以上は入会無料、証明書が必要です)
一般 10,710円


<講師紹介>

木川 弘美(きがわ ひろみ) 東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科修士・博士後期課程修了。博士(文学)。同学助手、学術振興会特別研究員を経て、現在清泉女子大学文学部准教授。北方ルネサンス美術専攻。著書・論文:『人のイメージ:共存のシミュラークル』(共著 ありな書房 2011)、「ロベール・カンパンの《聖母子を描く聖ルカ》—その存在の有無に関する一考察—」(『清泉女子大学紀要』58号)、「15世紀の聖ヒエロニムス図像—アルプス以北とイタリアルネサンス—」(『清泉女子大学人文科学研究所年報』第18巻)など。


山田 香里(やまだ かおり) 東京都生まれ。立教大学文学部卒業。立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程退学。在ローマ教皇庁立キリスト教考古学研究所修了。修士(神学)、修士(文学、キリスト教考古学専攻)。専門はキリスト教考古学、初期キリスト教美術。立教大学助手、関西学院大学神学部専任講師を経て現在は立教大学、フェリス女学院大学、聖心女子大学非常勤講師。著書・論文:『人間の光と闇』(共著 関西学院大学出版会2010)、「「トラディティオ・レギス図再考、ミラノ、サンタンブロジオ教会、スティリコの石棺に関する考察」(『神学研究』57号)など。


毛塚 実江子(けづか みえこ) 栃木県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科修士・博士後期課程修了。博士(文学)。中世スペイン美術、とくに写本挿絵を専攻。主要論文:「鳥と蛇の戦い ―ベアトゥス黙示録註解に描かれたキリスト教動物寓意図像の考察―」(『美学』第216号)、「レオンの『九六〇年聖書』写本の対観表装飾―福音書記者像表現を巡って」(『美術史』第165冊) 、「レオンの『九六〇年聖書』の対観表研究」(2009年度学位論文)。現在、早稲田大学プロジェクト研究所招聘研究員、共立女子大学文芸学部講師、東京造形大学非常勤講師。

 


【新規】朝日カルチャーセンター新宿4月期教養講座 [朝日カルチャーセンター]

キリスト教絵画を「読む」
ロマネスク・ゴシックからルネサンスまで

 本講座では、初期キリスト教時代からロマネスク期のイタリア、スペイン、フランス、ドイツ、イギリスを中心とするヨーロッパの聖堂壁画に描かれた旧約聖書やキリストの生涯、聖人伝などを読み解くために、美術史(キリスト教図像学)の方法をご紹介いたします。基本的な入門書から一歩進んで鑑賞したいという方々のために、主題を選択し、作例を比較しながら解釈を試みます。キリストの生涯や聖書の物語、聖人たちがどのように描かれているのか、より深い理解の手助けとなるよう、丁寧に作品を読み解いていきます。聖堂壁画を中心に、床モザイク、聖堂浮き彫り、挿絵入り装飾写本、工芸作品なども含めて、魅力的な題材を選び、ご紹介いたします。                                    


第1回 4月28日 
ロマネスク壁画の歴史的意味~十字軍・レコンキスタと中世美術~  
玉川大准教授 小倉康之

第2回 5月26日 
信仰の橋渡し~旧約聖書と新約聖書~ 
共立女子大講師 毛塚実江子

第3回 6月23日 
中世・ルネサンスにおけるキリストの磔刑の変遷 
共立女子大教授 池上公平


日時  2012年 4/28、5/26、6/23 土曜日 10:00-12:00  3回
受 講 料  会員  8,820円(入会金は5,250円。70歳以上は入会無料、証明書が必要です)一般 10,710円


<講師紹介>

池上 公平(いけがみ こうへい) 1957年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科修士、博士課程を経て、同学助手。現在、共立女子大学文芸学部教授。イタリア・ルネサンス美術専攻。主要著者:ロベルト・ロンギ『ピエロ・デッラ・フランチェスカ』(共訳 中央公論美術出版 2008)、フランソワーズ・ルロワ『中世イタリア絵画』(共訳 白水社 2002)、論文:「二つの聖堂内陣装飾について―アレッツォ、サン・フランチェスコ聖堂 とフィレンツェ、サンタ・クローチェ聖堂―」(『國學院雑誌』第111巻第11号 2010)、「研究と創造の間―ロベルト・ロンギと1920年代のイタリア美術―」 (『共立女子大学文芸学部紀要』第54集 2008)など。

小倉 康之(おぐら やすゆき)  1968年千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修士・博士後期課程修了。博士(美術)。西洋美術史(ロマネスク建築, 建築図像学)専攻。著書・論文: 『イメージとパトロン』(共著、ブリュッケ、2009)、『現代スペイン読本』(共著, 丸善, 2008)、 『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(共著、東京堂出版、2007)、『イメージとテキスト』(共著, ブリュッケ, 2007)、「第二次シュパイヤー大聖堂のアプシスと霊廟建築」(『美學』 第212号)など。現在、玉川大学芸術学部准教授、共立女子大学非常勤講師。

毛塚 実江子(けづか みえこ) 栃木県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科修士・博士後期課程修了。博士(文学)。中世スペイン美術、とくに写本挿絵を専攻。主要論文:「鳥と蛇の戦い ―ベアトゥス黙示録註解に描かれたキリスト教動物寓意図像の考察―」(『美学』第216号)、「レオンの『九六〇年聖書』写本の対観表装飾―福音書記者像表現を巡って」(『美術史』第165冊) 、「レオンの『九六〇年聖書』の対観表研究」(2009年度学位論文)。現在、早稲田大学プロジェクト研究所招聘研究員、共立女子大学文芸学部講師、東京造形大学非常勤講師。


 


朝日カルチャーセンター新宿4月期教養講座 [朝日カルチャーセンター]

中世ヨーロッパの教会堂
北イタリアの盛期ロマネスク建築

講師 玉川大学准教授 小倉 康之

 ミラノのサンタンブロージオ聖堂、コモ湖湖畔の教会堂、ピアチェンツァおよびデモナの大聖堂など、北イタリアの典雅なロマネスク建築は枚挙にいとまがありません。本講座では、ロンバルディア、エミリア・ロマーニャ州に分布する盛期ロマネスク様式の教会建築についてお話しします。北イタリアの建築を、まずスライドで鑑賞しましょう。その上で、様式史の観点から、造形的起源と建築様式の変遷を論じます。同時に、建築図像学の方法論について、建築の各部が担う象徴的意味を読み解きます。

第1回 4月17日   ロンバルディア州の教会堂
第2回 5月15日   エミリア・ロマーニャ州の教会堂
第3回 6月19日   北イタリアのロマネスク聖堂-歴史的定位の再考

<講師紹介>小倉 康之(おぐら やすゆき) 
 1968年千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修士・博士後期課程修了。博士(美術)。西洋美術史(ロマネスク建築, 建築図像学)専攻。著書・論文: 『イメージとパトロン』(共著、ブリュッケ、2009)、『現代スペイン読本』(共著, 丸善, 2008)、 『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(共著、東京堂出版、2007)、『イメージとテキスト』(共著, ブリュッケ, 2007)、「第二次シュパイヤー大聖堂のアプシスと霊廟建築」(『美學』 第212号)など。現在、玉川大学芸術学部准教授、共立女子大学非常勤講師。


朝日カルチャーセンター新宿1月期教養講座 [朝日カルチャーセンター]

■公開講座 
 
中世ヨーロッパの教会堂
-イタリア・スペインの初期ロマネスク建築-

講師 玉川大学准教授 小倉康之

ロマネスク様式は、北イタリア、ロンバルディア地方で発生し、西欧各地に伝播したと言われています。果たして本当でしょうか。各地方の初期ロマネスク聖堂を子細に検討してみると、むしろ様式上の差異の方が目立ちます。その特質を明らかにするためには、ビザンティン建築やイスラーム建築との影響関係についても考え、より広い視野から捉え直す必要があると考えられます。本講座では、南欧の初期ロマネスク建築について、スライドで鑑賞しながら再考します。(講師記)

第1回 1月17日 ロンバルディアの初期ロマネスク聖堂
第2回 2月21日 カタルーニャ・ロマネスクの建築
第3回 3月20日※ 初期ロマネスク建築とビザンティン、イスラーム
             ※3月20日は祝日ですが、講義がございます。

<講師紹介>  小倉康之(おぐら・やすゆき)
1968年千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京芸術大学大学院美術研究科修士・博士後期課程修了。博士(美術)。西洋美術史(ロマネスク建築史, 建築図像学)専攻。著書・論文: 『イメージとパトロン』(共著、ブリュッケ、2009)、『現代スペイン読本』(共著, 丸善, 2008)、 『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(共著、東京堂出版、2007)、『イメージとテキスト』(共著, ブリュッケ, 2007)、「第二次シュパイヤー大聖堂のアプシスと霊廟建築」(『美學』 第212号)など。現在、玉川大学芸術学部准教授、共立女子大学非常勤講師。

日時 火曜日 10:00~12:00 3回 
受講料(税込み)  8,820円 (入会金5250円 3年間有効)
場所 新宿住友ビル7階 朝日カルチャーセンター(申し込みは4階受付)

※お申し込みの際にご記入いただく皆様の個人情報は、受講連絡をはじめ当社からの各種お知らせ、
講座企画の内部資料として使わせていただきます。
※講師の病気、受講者が一定人員に達しない場合などに、講座を延期または中止することがあります。

朝日カルチャーセンター新宿朝日JTB交流塾新宿
03-3344-1945

朝日カルチャーセンター新宿10月期教養講座 [朝日カルチャーセンター]

■公開講座  

中世ヨーロッパの教会堂
-初期ロマネスク建築-

講師 玉川大学准教授 小倉康之

中世ヨーロッパの建築では、「精神性」の問題が重視され、意味を担った建築要素、壁画や彫刻などのキリスト教図像によって当時の世界観や教会教義が表現されました。本講座では、初期ロマネスク建築を考察の対象として、「中世建築の象徴的意味」を解読していきます。今回は主にオットー朝・初期ザリエル朝時代のドイツの作例を取り上げます。また、フランス・ロマネスクのミッシング・リンクとも言うべき、クリュニー第二聖堂の復元的考察を試みます。 (講師記)

第1回  10月18日  オットー朝建築
第2回  11月15日  ライン川流域の初期ロマネスク聖堂
第3回  12月20日  クリュニー修道院第二聖堂


<講師紹介>  小倉 康之(おぐら・やすゆき)
1968年千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修士・博士後期課程修了。博士(美術)。西洋美術史(ロマネスク建築史, 建築図像学)専攻。著書・論文: 『イメージとパトロン』(共著、ブリュッケ、2009)、『現代スペイン読本』(共著, 丸善, 2008)、 『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(共著、東京堂出版、2007)、『イメージとテキスト』(共著, ブリュッケ, 2007)、「第二次シュパイヤー大聖堂のアプシスと霊廟建築」(『美學』 第212号)など。現在、玉川大学芸術学部准教授、共立女子大学非常勤講師。

日時 火曜日 10:00~12:00 3回 
受講料(税込み)  8,820円 (入会金5250円 3年間有効)
場所 新宿住友ビル7階 朝日カルチャーセンター(申し込みは4階受付)

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朝日カルチャーセンター新宿7月期講座 [朝日カルチャーセンター]

スペインのプレ・ロマネスク美術
-モサラベ美術とイスラーム・スペイン-

本講座では、絵画・彫刻だけでなく、建築や工芸作品も視野に入れ、10世紀から11世紀にかけてのスペイン美術を総合的に論じます。中世のスペインは、北部ではキリスト教徒が再征服運動(レコンキスタ)を展開し、南部ではイスラーム教徒の高度な文明、文化が栄えていました。イスラーム教徒によって長年統治されていた都市が次々に陥落し、キリスト教徒たちは後ウマイヤ朝時代の豊かな芸術遺産を手に入れます。このことはキリスト教スペイン、ひいては西ヨーロッパの文化に、いかなる影響を与えたのでしょうか。キリスト教徒が再入植した地域の絵画や建築を「モサラベ美術」と呼ぶことの是非も含め、モサラベ美術とイスラーム美術の関連性について再検討します。

7月3日  プレ・ロマネスクの聖堂と装飾 ‐モサラベ建築とイスラーム‐ 
玉川大学准教授  小倉 康之

7月31日 モサラベ写本の世界 ‐“ベアトゥス黙示録”と聖書写本‐ 
共立女子大学講師  毛塚実江子

8月21日 工芸品に見る“イスラーム”とその影響 
共立女子大学講師  毛塚実江子

〈講師紹介〉 

小倉 康之 (おぐら・やすゆき) 1968年千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修士・博士後期課程修了。博士(美術)。西洋美術史(ロマネスク美術, 建築図像学)専攻。著書・論文: 『イメージとパトロン』(共著、ブリュッケ、2009)、『現代スペイン読本』(共著, 丸善, 2008)、 『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(共著、東京堂出版、2007)、『イメージとテキスト』(共著, ブリュッケ, 2007)、「第二次シュパイヤー大聖堂のアプシスと霊廟建築」(『美學』 第212号)など。現在、玉川大学芸術学部准教授。

毛塚 実江子 (けづか みえこ) 栃木県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科修士・博士後期課程修了。博士(文学)。中世スペイン美術、とくに写本挿絵を専攻。主要論文:「鳥と蛇の戦い ―ベアトゥス黙示録註解に描かれたキリスト教動物寓意図像の考察―」(『美学』第216号)、「レオンの『九六〇年聖書』写本の対観表装飾―福音書記者像表現を巡って」(『美術史』第165冊) 、「レオンの『九六〇年聖書』の対観表研究」(2009年度学位論文)。現在、早稲田大学プロジェクト研究所客員研究員、共立女子大学文芸学部非常勤講師。

日時 土曜日 13:00~15:00 3回 

受講料(税込み) 会員8,820円 一般(入会不要)10,710円

場所 新宿住友ビル7階 朝日カルチャーセンター(申し込みは4階受付)

※ お申し込みの際にご記入いただく皆様の個人情報は、受講連絡をはじめ当社からの各種お知らせ、講座企画の内部資料として使わせていただきます。 ※ 講師の病気、受講者が一定人員に達しない場合などに、講座を延期または中止することがあります。

朝日カルチャーセンター新宿朝日JTB交流塾新宿

03-3344-1945

http://www.asahiculture-shinjuku.com/


朝日カルチャーセンター新宿4月期講座 [朝日カルチャーセンター]

スペインのプレ・ロマネスク美術

―アストゥリアス王国の時代―

講師: 玉川大学准教授 小倉康之

紀元711年、イスラーム勢力によるスペイン侵攻が開始され、西ゴート王国は滅亡します。イスラームの支配に抵抗したキリスト教徒たちは、北部山岳地帯をレコンキスタの拠点とし、カンタブリア地方ではアストゥリアス王国が成立しました。オビエドを首都とし、ガリシア地方、レオン地方へと勢力を拡大させたアストゥリアスの諸王は、同時に華麗な芸術を開花させました。アストゥリアス王国の聖堂建築は世界遺産にも指定され、その芸術性、質の高さは注目に値します。しかし、この時代の美術について詳述した書物は少なく、様式上の変遷、歴史的意味について知ることは容易ではありません。本講座では、知られざるアストゥリアス王国の美術と建築を体系的に紹介します。

第1回 5/15(土) 13:00-15:00  アストゥリアス王国の歴史と文化

第2回 5/29(土) 13:00-15:00  アストゥリアス王国の建築

第3回 6/19(土) 13:00-15:00  アストゥリアス王国の絵画・彫刻・工芸

〈講師紹介〉 小倉康之(おぐら・やすゆき) 1968年千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修士・博士後期課程修了。博士(美術)。西洋美術史(ロマネスク美術, 建築図像学)専攻。著書・論文: 『イメージとパトロン』(共著、ブリュッケ、2009)、『現代スペイン読本』(共著, 丸善, 2008)、 『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(共著、東京堂出版、2007)、『イメージとテキスト』(共著, ブリュッケ, 2007)、「第二次シュパイヤー大聖堂のアプシスと霊廟建築」(『美學』 第212号)など。現在、玉川大学芸術学部准教授。

日時 土曜日 13:00~15:00 3回 

受講料(税込み) 会員8,820円 一般(入会不要)10,710円

場所 新宿住友ビル7階 朝日カルチャーセンター(申し込みは4階受付)

※ お申し込みの際にご記入いただく皆様の個人情報は、受講連絡をはじめ当社からの各種お知らせ、講座企画の内部資料として使わせていただきます。 ※ 講師の病気、受講者が一定人員に達しない場合などに、講座を延期または中止することがあります。

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朝日カルチャーセンター新宿1月期講座 [朝日カルチャーセンター]

スペインのプレ・ロマネスク美術

-西ゴート王国の時代-

講師 玉川大学准教授 小倉康之

スペイン・ロマネスクの美術は多様です。あの形態の豊かさは、イベリア半島が異文化接触の場であり続けたからに他なりません。古代ローマとゲルマン、イスラームの文化がここで出会い、新しい文化が生まれました。本講座では、スペイン・ロマネスクの源流を辿り、西ゴート王国の美術と建築について論じます。民族移動期から8世紀初頭にかけての聖堂は、他の地域ではほとんど現存しておらず、西ゴートの遺構は極めて貴重です。プレ・ロマネスク美術における形態の変遷、象徴的意味を明らかにするために、絵画・彫刻・工芸作品と併せ、様式史と図像学の立場から多角的に検討していきます。スライド鑑賞を基礎として、ヴェールに包まれた西ゴート美術の実像に迫ります。(講師記)

2月20日  古代末期・初期キリスト教時代のスペイン

3月 6日  民族移動期の西ゴート美術

3月20日  西ゴート王国の聖堂と装飾

〈講師紹介〉 小倉康之(おぐら・やすゆき) 1968年千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修士・博士後期課程修了。博士(美術)。西洋美術史(ロマネスク美術, 建築図像学)専攻。著書・論文: 『イメージとパトロン』(共著、ブリュッケ、2009)、『現代スペイン読本』(共著, 丸善, 2008)、 『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(共著、東京堂出版、2007)、『イメージとテキスト』(共著, ブリュッケ, 2007)、「第二次シュパイヤー大聖堂のアプシスと霊廟建築」(『美學』 第212号)など。現在、玉川大学芸術学部准教授。

日時 土曜日 13:00~15:00 3回 受講料(税込み) 会員8,820円 一般(入会不要)10,710円

場所 新宿住友ビル7階 朝日カルチャーセンター(申し込みは4階受付)

※ お申し込みの際にご記入いただく皆様の個人情報は、受講連絡をはじめ当社からの各種お知らせ、講座企画の内部資料として使わせていただきます。 ※ 講師の病気、受講者が一定人員に達しない場合などに、講座を延期または中止することがあります。

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朝日カルチャーセンター湘南1月期講座 [朝日カルチャーセンター]

イタリア・ルネサンスの美術と建築
レオナルド・ダ・ヴィンチを中心に

講師 玉川大学准教授 小倉康之
                  
盛期ルネサンスを代表する画家・建築家を取り上げ、イタリア・ルネサンスの美術と建築に共通する美意識、時代背景について考えます。レオナルド・ダ・ヴィンチの≪最後の晩餐≫やラファエロ・サンツィオの≪アテナイの学堂≫など、ルネサンスの美しい絵画作品をスライド(パワーポイント使用)で鑑賞し、様式的特徴を捉え、象徴的意味を読み解きます。また、レオナルドは優れた建築家としても活躍しました。二日目はレオナルド・ダ・ヴィンチが手稿に描いた建築図面について考察し、同時代の巨匠ドナート・ブラマンテの建築と比較します。(講師記)

2月17日 ルネサンス絵画の主題と様式 ~レオナルド・ダ・ヴィンチとラファエロ
3月17日 レオナルド・ダ・ヴィンチとブラマンテの建築

<講師紹介>おぐら・やすゆき 1968年千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修士・博士後期課程修了。博士(美術)。西洋美術史(ロマネスク建築、建築図像学)専攻。著書・論文:『イメージとパトロン』(共著、ブリュッケ、2009)、『現代スペイン読本』(共著、丸善、2008)、『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(共著、東京堂出版、2007)、『イメージとテキスト』(共著、ブリュッケ、2007)、「第二次シュパイヤー大聖堂のアプシスと霊廟建築」(『美學』第212号)など。現在、玉川大学芸術学部准教授、共立女子大学文芸学部非常勤講師。

■日時 2010年 2月17日、3月17日 2回
金曜 10:30~12:00

■受講料  会員5,880円 一般(入会不要)7,140円

*講師の病気や受講者が一定数に達しない場合は、講座を延期または中止することがあります。
*手続きの際ご記入頂く皆様の個人情報は、受講連絡やお知らせ、講座企画の内部資料として使わせて頂きます。

朝日カルチャーセンター湘南
朝日JTB交流文化塾湘南

〒251-0052 藤沢市藤沢438-1 藤沢ルミネプラザ9階
電話(0466)24-2255 
URL:http://www.asahiculture-shonan.com 

 


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