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イメージとパトロン [著訳書・論文等]

日曜日のキャンパスは静かです。窓を開けたまま仕事をしていると、夏には黄金虫(時にはカブト虫)、秋にはてんとう虫が飛び込んできて騒がしくなります。

夜遅く帰路につくと、途中で珍しい生き物に遭遇することがあります。春休みには、月明かりの中、目の前をタヌキが悠々と歩いていて、危うく踏みそうになり、びっくりしました。そして、先週、アナグマらしきケモノをみました。かなり尻尾が長かったので、違う動物かもしれません。真剣に、何か考え事をしていたはずだったのですが、何を考えていたのか、すっかり忘れてしまいました。自然豊かなキャンパスには、時に楽しいサプライズがあります。

『イメージとテキスト-美術史を学ぶための13章』(ブリュッケ社、2007年)の続編、『イメージとパトロン』が刊行間近となりました。執筆者も増え、さらに充実したものとなりそうです。ご期待ください。