専修大学文学部講演(2018年11月15日)配布資料 [その他]
長崎の天主堂に関する資料(PDF)です。授業時にお知らせしたパスワードを入力し、ダウンロードしてください。
小倉康之 「長崎の近代化産業遺産と教会堂―文化遺産の価値評価と地域の「記憶」の継承について」 次書収録、椎原伸博(研究代表者) 『「近代化産業遺産」の「記憶」に関する芸術学的研究』平成25年度実践女子学園教育研究振興基金助成金による研究プロジェクト報告書、実践女子大学文学部美学美術史学科、平成26年3月、35-55頁。
※この論文は以下のURLからダウンロードできます。
■参考文献
美術辞典: 『新潮 世界美術辞典』 新潮社 1985年
図像学事典: ジェイムズ・ホール著 高階秀爾監修 『西洋美術解読事典-絵画・彫刻における主題と象徴-』 河出書房新社 1988年
図版出典: ウェブ・ギャラリー・オブ・アート http://www.wga.hu
共著: 新関公子監修、稲本万里子・池上英洋編著 『イメージとテキスト 美術史を学ぶための13章』 ブリュッケ、2007年 (本人担当部分:「教会教義と建築プラン」 177-195頁)
共著: 浅井和春監修、稲本万里子・池上英洋編著 『イメージとパトロン 美術史を学ぶための23章』 ブリュッケ、2009年 (本人担当部分:「皇帝権と教会堂-ロマネスク建築にみるパトロネージ」 225-240頁)
黒島天主堂:http://yosb.blog.so-net.ne.jp/2011-03-07-1
大曽教会堂:http://yosb.blog.so-net.ne.jp/2006-04-09
潜伏キリシタン関連年表:http://yosb.blog.so-net.ne.jp/2006-04-20
大浦天主堂の画像と説明:
http://www.at-nagasaki.jp/junrei/102/
http://kyoukaigun.jp/visit/detail.php?id=4
https://www.pref.nagasaki.jp/s_isan/assets/oura/
https://www.pref.nagasaki.jp/s_isan/assets/oura/img/img4.jpg
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/fa/Oura_Church_Nagasaki.JPG
洗礼者聖ヨハネの図像:
http://tabinaga.jp/column/view.php?category=1&hid=20140226194014&offset=2
長崎県「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」
https://www.pref.nagasaki.jp/s_isan/about/
長崎の教会群インフォメーションセンター「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」
http://kyoukaigun.jp/
長崎の教会群(画像データベース) http://www1.odn.ne.jp/tomas/
かくれキリシタンの聖地 http://christian-nagasaki.jp/stories/8.html
かくれキリシタンのおらしょ(WEBページ) http://tabinaga.jp/column/view.php?category=1&hid=20140226193945&offset=3
かくれキリシタンのおらしょ(動画 ※音が出ます) https://www.youtube.com/watch?v=-oS9wR67mDE
永見徳太郎 『長崎の美術史』 夏汀堂, 1927
太田静六『長崎の天主堂と九州・山口の西洋館』 理工図書, 1982
前川道郎 「日本の初期カトリック教会堂」 次書収録、前川道郎 『教会建築論叢』 中央公論美術出版, 2002, 323-357
三沢博昭 『大いなる遺産 長崎の教会』 智書房, 2000
ブログを再開しました。 [その他]
何年も更新が止まったままとなり、申し訳ありませんでした。ここ数年、新設学科の申請・運営業務が忙しく、体調不良が続いておりました。ようやく落ち着きましたので、ブログを再開したいと思います。公開講座や各大学での授業で配布するプリントは画像の数が限られていますので、こちらに写真やリンクなどを貼って補足してきたいと思います。
佐佐木實氏「平成22年度岩手県美術選奨」受賞記念頁 [その他]
佐佐木實氏 「平成22年度岩手県美術選奨」 受賞記念
以前ご紹介しました書家(大学院時代の友人)の佐佐木實氏が「平成22年度岩手県美術選奨」を受賞しました。おめでとうございます。これを記念し、昨年2月に盛岡市の盛久ギャラリーで行われた個展の出品作3点の画像をアップロードいたします。
佐佐木實(ささきみのる)氏略歴
1969年盛岡に生まれる。六歳より書を学ぶ。1996年東京芸術大学大学院美術研究科修士課程芸術学専攻修了(美学)。フランス国立社会科学高等研究院博士課程言語学専攻修了。博士(言語学)。芸大修士課程在学中に建築家六角鬼丈氏に認められ富山県立山博物館の天界窟を制作し書家としてデビュー。修士課程修了後、伝統や因習から一歩距離を置いた視点で書を見つめ直す為渡欧。ブリュッセル自由大学を経て、1997年よりフランス国立社会科学高等研究院(EHESS)博士課程で言語学を専攻。書の制作また享受において、書かれた言葉の意味がどのような役割を果たすかを考察、日本の書の歴史や芸術観の問題に照らし合わせ研究する。2001年のパリでの個展の後は研究に専念。2006年同校で学位論文 « Déclin et renouveau de la calligraphie japonaise 1870-1970 »(日本の書の退嬰と革新 1870-1970)で博士号(言語学)。2006年に帰国、制作を再開。現在は東京で書の制作、研究をする。
『性差』 2010年 650 x 1000mm
紙 鉛筆 色鉛筆 シャープペンシル ペン グラファイト 木炭 パス テル 水彩
紙 鉛筆 色鉛筆 シャープペンシル 色シャープペンシル ペン グラ ファイト パステル インク
黒島天主堂 (長崎県佐世保市) [その他]
長崎県佐世保市にある黒島天主堂に行ってきました。潜伏キリシタンの里、黒島に建てられた教会堂。マルマン神父が設計し、信者の方たちが苦労して建設した明治時代の天主堂です。重要文化財で、現在ユネスコの世界文化遺産の暫定リストに入っています。
佐世保から松浦鉄道で30分で相浦駅に着きます。相浦港から出ている黒島行きのフェリーは一日3便。10:00発の便に乗れば日帰りで行くことができます。乗船時間は約50分。帰りの便は15:30黒島港発16:20相浦港着でした。
九十九島の海
10:50、黒島港着。ここから徒歩で20~30分。
黒島天主堂。
初期キリスト教時代のバシリカ(長堂)のようですが、矩形の塔が「ロマネスク」の印象を与えます。
煉瓦造の美しいファサード
長崎の天主堂の中でも特に印象深い建築です。
真っ白なブラインド・アーケードによる装飾。大浦に倣って「天主堂」の文字。
半円筒のシリンダー型アプシスと、矩形プランの聖具室。インパクトのある造形美。
不思議な取り合わせですが、違和感がありません。
内部空間も見事。撮影禁止ですが、特別に許可をいただいて撮らせていただきました。
ステンドグラスと木造教会の醸し出す独特の空気感。写真では伝わりませんので、是非いつか訪れてみてください。
木製のシャンデリア。
木目が美しいリブ・ヴォールト(骨組のある曲面天井)。
側廊(左右の廊下)の天井。平面的に写っていますが、曲面です。木目が本当に美しい。
内部の立面構成。三層に分かれており、ゴシックのような印象も与えますが、アーチは半円。トリフォリウムがついています。
白木の柱頭。ノルマン様式のロマネスク教会を思い出しました。
礎石は石造。
佐世保に戻って、ホテル万松楼に泊まりました。伊藤博文が名付けたという由緒ある日本旅館です。2泊しましたが、すばらしい宿でした。駅から徒歩25分ほど、丘の上にありますが、佐世保の夜景が楽しめます。料理は食べきれないほど・・・鯛のお刺身から始まって、デザートまで。寒い一日だったので、黒豚のしゃぶしゃぶで温まりました。
佐世保には三浦町カトリック教会もあります。駅から見える距離にあります。
『ありがとう洋館』展のお知らせ [その他]
『芳 匂 色 光 生』 書:佐佐木實 モデル:ESIE 写真:平山明日香 メイク: Miwoo Kim 2009年
書家、佐佐木實氏より、以下の展覧会に出品するとのご連絡をいただきました。佐佐木さんは大学院時代の友人で、フランスで博士号を取得した「書」の研究者、同時に意欲的な作品を発表し続けている書家でもあります。昨年の秋、大学の授業や公開講座で彼の独創的な作品を取り上げさせていただきましたが、今回は東京で実作品を見るチャンスです。みなさま是非足をお運びください。
記
『ありがとう洋館』展
6月10日-14日 12時-19時
品川ターミナルラウンジ
108-0074 港区高輪3-18-11 2階
03-3446-6055
展覧会の詳細:
http://terminallounge.jp/wordpress/?p=194
地図
http://chizuz.com/map/map1187.html
佐佐木實(ささきみのる)氏略歴
1969年盛岡に生まれる。六歳より書を学ぶ。1996年東京芸術大学大学院美術研究科修士課程芸術学専攻修了(美学)。フランス国立社会科学高等研究院博士課程言語学専攻修了。博士(言語学)。
芸大修士課程在学中に建築家六角鬼丈氏に認められ富山県立山博物館の天界窟を制作し書家としてデビュー。修士課程修了後、伝統や因習から一歩距離を置いた視点で書を見つめ直す為渡欧。ブリュッセル自由大学を経て、1997年よりフランス国立社会科学高等研究院(EHESS)博士課程で言語学を専攻。書の制作また享受において、書かれた言葉の意味がどのような役割を果たすかを考察、日本の書の歴史や芸術観の問題に照らし合わせ研究する。2001年のパリでの個展の後は研究に専念。2006年同校で学位論文 « Déclin et renouveau de la calligraphie japonaise 1870-1970 »(日本の書の退嬰と革新 1870-1970)で博士号(言語学)。2006年に帰国、制作を再開。現在は東京で書の制作、研究をする。
『鳳凰』 紙 シャープペンシル 鉛筆 ペン グラファイト 色シャープペンシル 2009年 344 x 243mm
『うなえ』 紙 シャープペンシル 2009年 131 x 136mm
『宣宏』 紙 墨 筆 1989年 1030 x 730mm
『ロンドンデリーの唄』 紙 墨 筆 1990年 1180 x 680mm
スペイン・ラテンアメリカ美術史研究会開催のおしらせ [その他]
以下の日程でスペイン・ラテンアメリカ美術史研究会総会を行います。参加をご希望の方は事務局(東京都町田市玉川学園6-1-1 玉川大学 大学研究室棟 小倉康之)までご連絡ください。
【記】
スペイン・ラテンアメリカ美術史研究会2009年度総会
日時: 4月18日(土) 12:30-18:00
場所: 玉川大学 大学研究室棟 地下1階 B-104会議室
住所: 東京都町田市玉川学園6-1-1 (小田急小田原線 玉川学園前駅下車 徒歩3分)
電話番号: 042-739-8111(代表)
アクセス: http://www.tamagawa.jp/access/index.html
■見学会 12:30-13:30 (雨天中止)
集合場所: 玉川学園大学研究室棟入口12:30集合
・咸宜園・松下村塾(労作による模築)
・玉川学園礼拝堂(昭和5年竣工)
・小原記念館(旧小原國芳邸)
・玉川学園教育博物館(教育資料およびイコン・コレクション)
■総会 14:00-15:00
■研究会・講演 15:00-18:00
・研究報告 (15:00-16:00)
豊田唯氏 (早稲田大学大学院) 「サンタ・カリダード兄弟会聖堂(セビーリャ)の装飾プログラム」
・講演 (16:00-18:00)
三浦篤氏 (東京大学) 「マネとスペイン」
http://ahael.blog.so-net.ne.jp/
東京都写真美術館 【映像をめぐる七夜】 [その他]
東京都写真美術館に学芸員として勤めている友人から、写真・映像関係のイベントについてお知らせを頂きました。以下、東京都写真美術館HPより引用させて頂きます。
映像をめぐる七夜
■会 期:2008年2月21日(木)→24日(日)、28日(木)→3月1日(土)
■会 場:東京都写真美術館 地下1階映像展示室
■料 金:入場無料
--- 参加方法 ---
◎イベント開催当日10:00より1階受付カウンターにて入場整理券を発行いたします(先着定員制)。
整理券のはけ具合など、最新の状況については、東京都写真美術館03-3280-0099までお問い合せください。
◎地下1Fロビーゾーンの展示は、各日朝10:00からイベントの開場時間までご覧いただけます。
◎各プログラムのタイトルおよび内容等は予定につき、都合により変更することがあります。
◎各プログラムの最新情報等は、このホームページおよび携帯サイトhttp://syabim.com でご確認ください。
http://www.syabi.com/details/eizo7.html