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朝日カルチャーセンター新宿10月期教養講座 [朝日カルチャーセンター]

中世ヨーロッパの教会堂
アルザス地方の盛期ロマネスク建築

講師 玉川大学准教授 小倉康之

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フランスとドイツの間で揺れ動き、数奇な運命を辿ってきたアルザス地方の景観は、思いの外穏やかで、この地方をめぐる争いの歴史をしばし忘れさせてくれます。ライン河とヴォージュ山脈に挟まれた緑豊かな大地には、ロマネスク期に建てられた美しい教会堂の数々が、今もひっそりと佇んでいます。本講座では、マルムティエの旧サンテティエンヌ修道院聖堂、ミュルバックのサン・レジェ聖堂などを中心に、アルザスのロマネスク聖堂の特質について考察します。(講師記)

1   10月16日  アルザス地方の歴史と美術
2   11月20日  マルムティエ―アルザス北部の建築―
3   12月18日  ミュルバック―南アルザスの教会堂―

<講師紹介>小倉 康之(おぐら やすゆき) 
 1968年千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修士・博士後期課程修了。博士(美術)。西洋美術史(ロマネスク建築, 建築図像学)専攻。著書・論文: 『イメージとパトロン』(共著、ブリュッケ、2009)、『現代スペイン読本』(共著, 丸善, 2008)、 『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(共著、東京堂出版、2007)、『イメージとテキスト』(共著, ブリュッケ, 2007)、「第二次シュパイヤー大聖堂のアプシスと霊廟建築」(『美學』 第212号)など。現在、玉川大学芸術学部准教授、共立女子大学非常勤講師。


日時 2012年 10/16、 11/20、 12/18 3回
火曜日 10:00-12:00


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03-3344-1945
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