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NHKカルチャーラジオ(水)芸術その魅力《2020.4月期》  [NHK文化センター公開講座]

中世ヨーロッパの大聖堂

―総合芸術の世界―


■講師: 玉川大学芸術学部教授 小倉康之


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■講座概要:

ヨーロッパの都市を訪れ、高くそびえる大聖堂の塔、石造の巨大なドームを仰ぐ時、多くの人が強い感銘を受けます。その時、私たちの心を捉えるのは、中世建築の技術的、物質的側面だけではありません。ロマネスク・ゴシックの大聖堂は、西洋の精神文化の所産であり、建築が壁画や彫刻と一体化し、ひとつの世界観を表す「総合芸術」です。本講座では、パリのノートルダム大聖堂を中心に、ケルン大聖堂、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂を取り上げ、エルサレムの聖墳墓教会、ヴァチカンの旧サン・ピエトロ大聖堂との関連性についてお話しします。


■放送回数:13回 


■放送日:2020年4月~6月 水曜日20:30~21:00 (再)翌週水曜日10:00~10:30


第1回  パリのノートルダム大聖堂Ⅰ ―聖堂史と火災・修復―

第2回  パリのノートルダム大聖堂Ⅱ ―ステンドグラスと建築空間―

第3回  パリのノートルダム大聖堂Ⅲ ―西正面のシンボリズム―

第4回  サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂Ⅰ ―巡礼と美術―

第5回  サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂Ⅱ ―イスラームとの異文化接触―

第6回  サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂Ⅲ ―レコンキスタと十字軍―

第7回  エルサレムの聖墳墓教会Ⅰ ―集中式建築について―

第8回  エルサレムの聖墳墓教会Ⅱ ―円形堂の内部立面とゴシック建築―

第9回  ローマ、ヴァチカンのサン・ピエトロ旧聖堂Ⅰ ―バシリカ式聖堂について―

第10回 ローマ、ヴァチカンのサン・ピエトロ旧聖堂Ⅱ ―建築と壁画―

第11回 ケルン大聖堂Ⅰ ―聖堂史と12のロマネスク聖堂―

第12回 ケルン大聖堂Ⅱ ―聖遺物崇敬とゴシック建築―

第13回 ケルン大聖堂Ⅲ ―まとめ: ケルト・ゲルマンの自然観とゴシック芸術―


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