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論文のダウンロード:「シュパイヤー大聖堂の小型ギャラリー―象徴的意味と宗教上の機能について―」 [ロマネスク美術]

シュパイヤー大聖堂の小型ギャラリー 
―象徴的意味と宗教上の機能について―
以下のページからダウンロードできるようになりました。
アイテムタイプ 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper
言語 日本語
キーワード シュパイヤー大聖堂, 小型ギャラリー, 小人ギャラリー, ロマネスク建築
英訳タイトル The Dwarf Gallery of Speyer Cathedral ―A Study on Its Symbolic Meaning and Religious Function―
著者 小倉 康之
内容記述  
ロマネスク建築を特徴づける建築要素の一つは「小型ギャラリー」である。中でもシュパイヤー大聖堂の小型ギャラリーは、最も美しく完成度の高いものとして名高い。本稿では、その象徴的意味と宗教上の機能についての考察を行う。これまではイタリアのロンバルディア地方が小型ギャラリーと盛期ロマネスク建築の起源であると言われてきた。しかし、トリーア大聖堂とシュパイヤー大聖堂では、ロンバルディア地方よりも半世紀以上も早くこの建築要素が用いられた。また、小型ギャラリーは単なる装飾的要素であると捉えられてきたが、皇帝崇拝や聖遺物の顕示の儀式と結びつき、宗教上・政治上の機能、および象徴的意味を有していたと考えられる。
雑誌名 玉川大学芸術学部研究紀要
号 11
ページ 1 - 15
発行年 2020-03-31
ISSN 1881-6517
書誌レコードID AA12407929
著者版フラグ publisher