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朝日カルチャーセンター新宿1月期講座 [朝日カルチャーセンター]

スペインのプレ・ロマネスク美術

-西ゴート王国の時代-

講師 玉川大学准教授 小倉康之

スペイン・ロマネスクの美術は多様です。あの形態の豊かさは、イベリア半島が異文化接触の場であり続けたからに他なりません。古代ローマとゲルマン、イスラームの文化がここで出会い、新しい文化が生まれました。本講座では、スペイン・ロマネスクの源流を辿り、西ゴート王国の美術と建築について論じます。民族移動期から8世紀初頭にかけての聖堂は、他の地域ではほとんど現存しておらず、西ゴートの遺構は極めて貴重です。プレ・ロマネスク美術における形態の変遷、象徴的意味を明らかにするために、絵画・彫刻・工芸作品と併せ、様式史と図像学の立場から多角的に検討していきます。スライド鑑賞を基礎として、ヴェールに包まれた西ゴート美術の実像に迫ります。(講師記)

2月20日  古代末期・初期キリスト教時代のスペイン

3月 6日  民族移動期の西ゴート美術

3月20日  西ゴート王国の聖堂と装飾

〈講師紹介〉 小倉康之(おぐら・やすゆき) 1968年千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修士・博士後期課程修了。博士(美術)。西洋美術史(ロマネスク美術, 建築図像学)専攻。著書・論文: 『イメージとパトロン』(共著、ブリュッケ、2009)、『現代スペイン読本』(共著, 丸善, 2008)、 『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(共著、東京堂出版、2007)、『イメージとテキスト』(共著, ブリュッケ, 2007)、「第二次シュパイヤー大聖堂のアプシスと霊廟建築」(『美學』 第212号)など。現在、玉川大学芸術学部准教授。

日時 土曜日 13:00~15:00 3回 受講料(税込み) 会員8,820円 一般(入会不要)10,710円

場所 新宿住友ビル7階 朝日カルチャーセンター(申し込みは4階受付)

※ お申し込みの際にご記入いただく皆様の個人情報は、受講連絡をはじめ当社からの各種お知らせ、講座企画の内部資料として使わせていただきます。 ※ 講師の病気、受講者が一定人員に達しない場合などに、講座を延期または中止することがあります。

朝日カルチャーセンター新宿朝日JTB交流塾新宿

03-3344-1945

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