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朝日カルチャーセンター新宿4月期講座 [朝日カルチャーセンター]

スペインのプレ・ロマネスク美術

―アストゥリアス王国の時代―

講師: 玉川大学准教授 小倉康之

紀元711年、イスラーム勢力によるスペイン侵攻が開始され、西ゴート王国は滅亡します。イスラームの支配に抵抗したキリスト教徒たちは、北部山岳地帯をレコンキスタの拠点とし、カンタブリア地方ではアストゥリアス王国が成立しました。オビエドを首都とし、ガリシア地方、レオン地方へと勢力を拡大させたアストゥリアスの諸王は、同時に華麗な芸術を開花させました。アストゥリアス王国の聖堂建築は世界遺産にも指定され、その芸術性、質の高さは注目に値します。しかし、この時代の美術について詳述した書物は少なく、様式上の変遷、歴史的意味について知ることは容易ではありません。本講座では、知られざるアストゥリアス王国の美術と建築を体系的に紹介します。

第1回 5/15(土) 13:00-15:00  アストゥリアス王国の歴史と文化

第2回 5/29(土) 13:00-15:00  アストゥリアス王国の建築

第3回 6/19(土) 13:00-15:00  アストゥリアス王国の絵画・彫刻・工芸

〈講師紹介〉 小倉康之(おぐら・やすゆき) 1968年千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修士・博士後期課程修了。博士(美術)。西洋美術史(ロマネスク美術, 建築図像学)専攻。著書・論文: 『イメージとパトロン』(共著、ブリュッケ、2009)、『現代スペイン読本』(共著, 丸善, 2008)、 『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(共著、東京堂出版、2007)、『イメージとテキスト』(共著, ブリュッケ, 2007)、「第二次シュパイヤー大聖堂のアプシスと霊廟建築」(『美學』 第212号)など。現在、玉川大学芸術学部准教授。

日時 土曜日 13:00~15:00 3回 

受講料(税込み) 会員8,820円 一般(入会不要)10,710円

場所 新宿住友ビル7階 朝日カルチャーセンター(申し込みは4階受付)

※ お申し込みの際にご記入いただく皆様の個人情報は、受講連絡をはじめ当社からの各種お知らせ、講座企画の内部資料として使わせていただきます。 ※ 講師の病気、受講者が一定人員に達しない場合などに、講座を延期または中止することがあります。

朝日カルチャーセンター新宿朝日JTB交流塾新宿

03-3344-1945

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