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玉川大学芸術学部 2011年度第3回西洋美術史課外ゼミ [玉川大学芸術学部]

玉川大学芸術学部 西洋美術史課外ゼミ2011
 
 
美術史とアートツーリズム
箱根の観光業における美術館の役割について
 
 
【内容】 今回の課外ゼミでは、緑豊かな環境を活かした二つの美術館を訪れ、箱根の観光業における美術館の役割について考えます。
2008年に観光庁が発足し、日本は「観光立国」を目指しています。しかし、東日本大震災の後、観光客は減少し、各地の観光業はかつてない苦境に立たされているのが現状です。そうした観光地に人が足を運び、地域経済を活性化していくために、美術館がどのような役割を果たしているかについて考察し、芸術に関わる学生が今後何を為すべきか、実際の体験から直接答えを見つける機会を設けたいと思います。
また、ポーラ美術館では常設展に加えて「レオナール・フジタ展」、箱根ラリック美術館ではフランスの工芸家ルネ・ラリックの作品を鑑賞し、19世紀後半から20世紀前半にかけての日本における西洋絵画技法の受容、および同時期のフランス・ジャポニスムについて考えます。西洋美術史やビジュアル・アーツ概論、美術史基礎の授業と関連づけ、「日本の近代化と異文化接触」、「ジャポニスム」をテーマとして解説をします。
本学の学生が「アートツーリズム支援とデザイン」、そして「ジャポニスム研究」という強い目的意識を持つことで、研究活動・作品制作へのモティベーションを高め、複合領域における意欲的な取り組みが増えていくことを期待します。
 
 
【日時】 2011年11月9日(水) 9:50~18:00  ※コスモス祭振り替え休日
【引率者】 芸術学部ビジュアル・アーツ学科准教授 小倉康之
【費用】 受講費無料、交通費・入館料・飲食費は自己負担:約7,500円 (交通費約3,500円+入館料2,600円+昼食代1,500円)
  
 
注意事項
◇定員:10名(先着順受付)  
◇参加資格:玉川大学の学生・関係者(大学生以上)
◇東海林洋先生(ポーラ美術館学芸員)による講演・ギャラリートークを予定しています。
◇事前申し込みが必要です。件名を「11月9日課外ゼミ参加希望」とし、本文に氏名、所属学科、学年、学籍番号を明記したメールをブラックボード経由で送ってください。教員からの返事を受け取ったら、緊急連絡先(携帯電話のメールアドレスまたは携帯電話番号)と氏名を記したメールを再度上記アドレスに送ってください。これで登録完了です。  
◇雨天決行です。電車の遅延などの場合には、必ず連絡してください。
 
 
行程表

11月9日(水)

09:50  箱根登山鉄道・強羅駅集合
10:07  強羅発湿生花園前行き
施設巡りバス(290円)
10:20  ポーラ美術館着

【午前の見学】
10:30-13:00  ポーラ美術館見学  http://www.polamuseum.or.jp
(入館料 学生1,300円)
13:00-14:00  昼食(1,500円程度)
14:00-14:50   移動(施設巡りバス)

【午後の見学】
15:00-17:00  箱根ラリック美術館  http://www.lalique-museum.com
(入館料 学生1,300円)
17:00-18:00  移動(箱根登山バス)
18:00頃  箱根湯本駅着 解散
【参考】
玉川学園前07:52発-強羅9:46着(特急はこね3号08:02町田発)
片道1,820円
玉川学園前07:24発-強羅9:46着(相模大野で急行に乗り換え)
片道1,220円
 

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