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朝日カルチャーセンター新宿10月期教養講座 [朝日カルチャーセンター]

■公開講座  

中世ヨーロッパの教会堂
-初期ロマネスク建築-

講師 玉川大学准教授 小倉康之

中世ヨーロッパの建築では、「精神性」の問題が重視され、意味を担った建築要素、壁画や彫刻などのキリスト教図像によって当時の世界観や教会教義が表現されました。本講座では、初期ロマネスク建築を考察の対象として、「中世建築の象徴的意味」を解読していきます。今回は主にオットー朝・初期ザリエル朝時代のドイツの作例を取り上げます。また、フランス・ロマネスクのミッシング・リンクとも言うべき、クリュニー第二聖堂の復元的考察を試みます。 (講師記)

第1回  10月18日  オットー朝建築
第2回  11月15日  ライン川流域の初期ロマネスク聖堂
第3回  12月20日  クリュニー修道院第二聖堂


<講師紹介>  小倉 康之(おぐら・やすゆき)
1968年千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修士・博士後期課程修了。博士(美術)。西洋美術史(ロマネスク建築史, 建築図像学)専攻。著書・論文: 『イメージとパトロン』(共著、ブリュッケ、2009)、『現代スペイン読本』(共著, 丸善, 2008)、 『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(共著、東京堂出版、2007)、『イメージとテキスト』(共著, ブリュッケ, 2007)、「第二次シュパイヤー大聖堂のアプシスと霊廟建築」(『美學』 第212号)など。現在、玉川大学芸術学部准教授、共立女子大学非常勤講師。

日時 火曜日 10:00~12:00 3回 
受講料(税込み)  8,820円 (入会金5250円 3年間有効)
場所 新宿住友ビル7階 朝日カルチャーセンター(申し込みは4階受付)

朝日カルチャーセンター新宿朝日JTB交流塾新宿
03-3344-1945