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2020年4月期 NHK文化センター青山教室 一日講座 [NHK文化センター公開講座]

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
―キリシタン史跡の歴史的価値と美術・建築について―
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■講師: 玉川大学教授 小倉康之
■日程: 4月20日(月) 10:30-12:00
■講義概要:
長崎と天草地方には、幕末から昭和初期にかけての美しい教会堂が数多く残されています。これら「復活期」の天主堂建築を中心として世界遺産登録を目指した「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」は登録見送りとなり、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として再推薦され、2018年6月に正式に登録されました。新しい登録リストでは、江戸時代、すなわち「禁教」期の潜伏キリシタン集落の「文化的景観」が重視されました。しかし、これによって「復活」期の教会建築の価値が否定されたわけではありません。本講座では、多数の写真で教会堂と絵画・史跡を鑑賞し、「禁教」時代と「復活」期の美術・建築の関連性について考察します。
NHK文化センター青山教室:
講座案内パンフレット(PDFファイルのダウンロード):

NHK文化センター町田教室/青山教室 公開講座延期について [NHK文化センター公開講座]

既に担当者よりご連絡を差し上げたかと存じますが、3月15日までの講座は新型コロナウイルス対策のため、全て延期、もしくは中止となりました。お申し込み頂いていた方には大変申し訳なく存じますが、何とぞご理解のほどお願い申し上げます。小倉康之

NHK文化センター町田教室 2020年1月期 講座概要 [NHK文化センター公開講座]

長崎の潜伏キリシタン関連遺産
―世界遺産「野崎島の野首集落」と教会堂―


講師: 玉川大学教授 小倉康之


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日時:
2020年 3月3日(火)10:30-12:00


講座概要:
長崎には幕末から明治・大正期にかけて、すなわち「復活」期の美しい教会堂が数多く残されています。これらの天主堂建築を中心としてユネスコの世界遺産登録を目指した「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」は登録見送りとなり、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として再推薦され、2018年6月、念願かなって正式登録されました。新しい登録リストでは、江戸時代の潜伏キリシタンの歴史と文化を伝える「禁教」期の集落としての性格、「文化的景観」としての側面が重視されました。本講座では、野崎島の野首集落、茨木市千提寺・下音羽集落を多数の写真によって紹介し、禁教時代と復活期の美術・建築の関連性について考察します。


NHK文化センター町田教室(HP):

NHK文化センター町田教室 2020年1月期 講座概要 [NHK文化センター公開講座]

ロマネスクの旅
―ブルゴーニュ・プロヴァンス地方の美術と建築―

講師: 玉川大学教授 小倉康之


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日程:
  
第1回 1/14(火) 10:30-12:00  
フランス、ブルゴーニュ・プロヴァンス地方の歴史と文化

第2回 1/28(火) 10:30-12:00  
ブルゴーニュの美術と建築Ⅰ ―ヴェズレーのラ・マドレーヌ修道院

第3回 2/25(火) 10:30-12:00  
ブルゴーニュの美術と建築Ⅱ ―クリュニー第2・第3聖堂

第4回 3/10(火) 10:30-12:00  
プロヴァンスの美術と建築Ⅰ ―シトー派の修道院

第5回 3/24(火) 10:30-12:00  
プロヴァンスの美術と建築Ⅱ ―アルル、サン・ジル・デュ・ガール

全5回

講義概要:
ヨーロッパ各地を旅するように、地図や写真を用いてロマネスクの美術と建築を鑑賞する講座です。教会堂のシンボリズム、柱頭彫刻や壁画の様式について考察します。
1月期はフランスのブルゴーニュ地方とプロヴァンス地方のロマネスク美術、および教会建築を取り上げます。クリュニー修道会とシトー会の建築・美術を対照させ、ヴェズレーのラ・マドレーヌ修道院の建築と彫刻を読み解きます。また、アルルのサン・トロフィーム大司教座聖堂、サン・ジル・デュ・ガール修道院聖堂など、プロヴァンスを代表するロマネスクの建築、彫刻、絵画を、古代の作例と比較します。

NHK文化センター町田教室(HP):

NHK文化センターさいたまアリーナ教室 2020年1月期 講座概要 [NHK文化センター公開講座]

イタリア・ルネサンスの精華
-サン・ピエトロ大聖堂と巨匠たち-

講師: 玉川大学教授 小倉康之


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日時:

2020年3月17日(火)10:00-11:30


講座概要:

教皇ユリウス二世が改築し、ブラマンテ、ラファエロ、ミケランジェロ・・・ルネサンスの名だたる美術家・建築家が造営に関わったローマのサン・ピエトロ大聖堂は、聖ペテロの墓の上に建てられました。そして、歴代ローマ教皇は、使徒ペテロの後継者として、ローマ・カトリックの頂点に位置付けられてきました。本講座では、まず、ルネサンスの絵画作品に基づいて、聖ペテロの生涯をたどります。次に、これを手掛かりとしてサン・ピエトロ大聖堂の象徴的意味を解読し、ブラマンテやミケランジェロらの設計意図を明らかにします。


NHK文化センターさいたまアリーナ教室:


講座案内パンフレット(PDFファイルのダウンロード):

NHK文化センター青山教室2020年1月期講座概要 [NHK文化センター公開講座]

中世ヨーロッパの大聖堂

―総合芸術の世界―


講師  玉川大学教授 小倉康之


ケルン大聖堂001.JPG  ケルン大聖堂002.jpg 


講座概要

ヨーロッパの都市を訪れ、高くそびえる大聖堂の塔、石造の巨大なドームを仰ぐ時、多くの人が強い感銘を受けます。その時、私たちの心を捉えるのは、中世建築の技術的、物質的側面だけではありません。ロマネスク・ゴシックの大聖堂は、西洋の精神文化の所産であり、建築が壁画や彫刻と一体化し、ひとつの世界観を表す「総合芸術」です。本講座では、パリのノートルダム大聖堂を中心に、ケルン大聖堂、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂を取り上げ、エルサレムの聖墳墓教会、ヴァチカンの旧サン・ピエトロ大聖堂との関連性についてお話しします。


パリのノートルダム大聖堂001.jpg  パリのノートルダム大聖堂003.jpg



第1回 2月24日(月)13:00-15:00

 パリのノートルダム大聖堂Ⅰ ―聖堂史と火災・修復―

 パリのノートルダム大聖堂Ⅱ ―ステンドグラスと建築空間―

 パリのノートルダム大聖堂Ⅲ ―西正面のシンボリズム―


第2回 3月2日(月)13:00-15:00

 サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂Ⅰ ―巡礼と美術―

 サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂Ⅱ ―イスラームとの異文化接触―

 サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂Ⅲ ―レコンキスタと十字軍―


第3回 3月9日(月)13:00-14:30

 エルサレムの聖墳墓教会Ⅰ ―集中式建築について―

 エルサレムの聖墳墓教会Ⅱ ―円形堂の内部立面とゴシック建築―


第4回 3月16日(月)13:00-14:30

 ローマ、ヴァチカンのサン・ピエトロ旧聖堂Ⅰ ―バシリカ式聖堂について―

 ローマ、ヴァチカンのサン・ピエトロ旧聖堂Ⅱ ―建築と壁画―


第5回 3月23日(月)13:00-15:00

 ケルン大聖堂Ⅰ ―聖堂史と12のロマネスク聖堂―

 ケルン大聖堂Ⅱ ―聖遺物崇敬とゴシック建築―

 ケルン大聖堂Ⅲ ―まとめ: ケルト・ゲルマンの自然観とゴシック芸術―


NHK文化センター青山教室:



講座案内パンフレット(PDFファイルのダウンロード):
https://www.nhk-cul.co.jp/information/school/3000/aoyama_tab202001.pdf

NHK文化センターさいたまアリーナ教室2019年7月期講座概要 [NHK文化センター公開講座]

世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」
―キリシタン史跡の歴史的価値と美術・建築について―
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講師: 玉川大学教授 小倉康之
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■日程: 2019年7月16日(火) 10:30-12:00
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■講義概要:
長崎には幕末から明治・大正・昭和初期にかけて、すなわち「復活」期の美しい教会堂が数多く残されています。これらの天主堂建築を中心としてユネスコの世界文化遺産登録を目指した「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」は残念ながら登録見送りとなり、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として再推薦され、、2018年6月、ようやく念願かなって正式に登録されました。新しい登録リストでは、江戸時代の潜伏キリシタンの歴史と文化を伝える「禁教」期の集落としての性格、「文化的景観」としての側面が重視されました。しかしながら、これによって「復活」期の教会建築の歴史的・芸術的価値が否定されたわけではありません。本講座では、世界遺産に登録された集落を多数の写真によって紹介し、「禁教」時代と「復活」期の美術・建築の関連性について考察します。
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2019年7月期西洋美術史・建築史講座 [NHK文化センター公開講座]

ライン河・ロマネスクの旅

―アルザス・ラインラントの美術と建築―


講師: 玉川大学教授 小倉康之


■日程:  

第1回 7/09(火) 10:30-12:00  

ライン文化の成立 ―古代ローマとケルト、ゲルマン


第2回 7/23(火) 10:30-12:00  

ライン河下流域の美術と建築 ―オランダ~ケルン


第3回 7/30(火) 10:30-12:00  

モーゼルからラインへ ―トリーア、アーヘン、マリア・ラーハ


第4回 8/27(火) 10:30-12:00   

ラインラント・プファルツの美術と建築 ―マインツ・ヴォルムス・シュパイヤー


第5回 9/10(火) 10:30-12:00   

アルザスとシュヴァルツヴァルト ―フランス、ドイツの国境


第6回 9/24(火) 10:30-12:00   

源流域と高ライン ―ドイツからスイスへ

全6回



■講義概要:

ヨーロッパ各地を旅するように、地図や写真を用いて、ロマネスクの美術と建築を鑑賞する講座です。教会堂のシンボリズム、柱頭彫刻や壁画の様式について考察します。

7月期はライン河流域のロマネスク美術・建築をテーマとし、多数のスライド写真で作品を鑑賞しながら、ライン文化の特質について考えます。河口部のオランダから遡り、ケルン、モーゼル川流域、ラインラント・プファルツ州、アルザス地方、源流域のスイスまで、地域ごとの歴史や文化の違いについて解説します。その上で、ライン河流域の教会堂を取り上げ、建築と壁画、彫刻、工芸作品について考察し、総合芸術としての象徴的意味を明らかにしていきます。


■講師プロフィール:

小倉康之(おぐら・やすゆき) 1968年千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修士・博士後期課程修了。博士(美術)。西洋美術史(建築図像学)専攻。現在、玉川大学芸術学部メディア・デザイン学科教授、共立女子大学文芸学部・実践女子大学文学部非常勤講師。



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NHK文化センター公開講座4月期講座概要 [NHK文化センター公開講座]

グスタフ・クリムトとその時代

―ウィーン世紀末のジャポニズム―

講師: 玉川大学教授 小倉康之

■日程: 4月16日(火) 10:30-12:00

■概要

東京都美術館では4月23日から『クリムト展 ウィーンと日本1900』、国立新美術館では4月24日から『ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道』が開催されます。本講座は、クリムトの絵画をより深く理解し、展覧会での鑑賞がもっと楽しいものとなるように、クリムトの生涯と作品、同時代の芸術運動やジャポニズムとの関わりについて解説します。初期のクリムト作品はアカデミックでおとなしく、後の華やかで装飾的な「黄金様式」とは大きく異なっていました。何がクリムトのスタイルを変えたのでしょうか。同時代のアール・ヌーヴォー、ウィーン分離派の作品などと比較し、クリムトの絵画の特質について考えます。


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NHK文化センター公開講座4月期講座概要 [NHK文化センター公開講座]

イタリア・ロマネスクの旅
―ロンバルディア地方の美術と建築―
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■日程:
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第1回 4/09(火) 10:30-12:00 
ロンバルディア地方の歴史と美術
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第2回 4/23(火) 10:30-12:00 
ロマネスク美術の起源―ミラノ、コモの教会堂を中心に
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第3回 5/14(火) 10:30-12:00 
エミリア・ロマーニャ州の教会堂―盛期ロマネスクの美術と建築
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全3回
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■概要:
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ヨーロッパ各地を旅するように、地図や写真を用いてロマネスクの美術と建築を鑑賞する講座です。教会堂のシンボリズム、柱頭彫刻や壁画の様式について考察します。
ミラノのサンタンブロージオ聖堂、コモ湖畔の教会堂、モデナ大聖堂など、北イタリアの優れたロマネスク建築は枚挙にいとまがありません。本講座では、ロンバルディア地方とエミリア・ロマーニャ地方に分布するロマネスク様式の教会建築と美術についてお話しします。北イタリアのロマネスク聖堂を、まずスライドで鑑賞し、その上で建築の各部が担う象徴的な意味内容を読み解きます。
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